俳句のひと、全国行きの切符を賭け奮闘! 〜地方大会リポート〜
2024.06.18
6月16日(日)、文芸部員(KSプロジェクト講座「俳句甲子園への道」受講者)は、第27回松山俳句甲子園関東地区大会(東京会場)に参加して参りました。今年度はAB、2チームが地方大会に参戦。
全国行きの切符をかけ、羽田空港に集結した(予選会場は羽田空港第1旅客ターミナルビルなのです)、他校の精鋭たちと鎬を削る戦いを繰り広げました。
東京地区は高校俳句界の王者・開成、全国常連の立教池袋を筆頭に、全国屈指の激戦区で知られます。この2校と学習院女子、東京家政学院、明大中野の計6校(8チーム)で、2会場に分かれ予選が行われました。各会場の1位校が全国の切符を手にします。
Aチーム(高2・5名)は、立教池袋A、立教池袋B、学習院女子と同ブロックに。初戦の立教池袋B戦は善戦するも1対2で惜敗。次戦の立教池袋A戦も白熱した好試合となりましたが、こちらも 0対3で敗戦。お昼を挟み、一矢報いようと臨んだ最終戦は学習院女子との対戦。2対1で勝利しました。Aチームが入った激戦のプロックを制したのは今回が初出場となった学習院女子。うれしい全国大会初出場を決めました。
Bチーム(高3・2名、高2・2名、高1・1名)は、開成、東京家政学院、明大中野と同ブロックに。初戦の相手はいきなり昨年度全国制覇のメンバーを残す開成。この大切な初戦を見事2対1で勝利、勢いに乗ります。連勝を狙った東京家政学院戦も白熱した戦いとなりました。結果は1対2、残念ながら勝利とはなりませんでした。最終戦の明大中野戦を3対0と勝利。開成と東京家政学院との試合の結果を待ちます。東京家政学院が開成を破り3勝。この瞬間、このブロックの優勝は東京家政学院に決定しました。
今年度の東京地区大会は2会場とも女子校が優勝するという史上初の結果となりました。ABチーム共にこの日に全国大会出場を決めることは叶いませんでした。
ただし全国大会への道は閉ざされたわけではありません。今回の地方予選とは別に、投句審査による出場権獲得の道がまだ私たちには残されています。全国大会出場校の発表は、6月27日(木)。メンバー全員で静かにその日を待つことにします。